まさに祭りのあと
意外と仕事は集中できていたりいなかったり
シルブロン
2/18(土)東京11R ダイヤモンドステークス(GⅢ)〔芝3,400m・16頭〕3着[1人気]
返し馬までパシュファイヤー着用。まずまずのスタートを切ると、道中は中団からレースを進めます。直線では外目に持ち出され、残り200mを切った辺りで脚色が鈍ったものの、初めての重賞で複勝圏内を確保しています。
稲垣幸雄調教師「最終追い切りの動きは良かったですし、その後の馬の雰囲気も良好で、自信を持ってレースに挑むことが出来ました。C.ルメール騎手が、馬のリズムを大事に進めてくれたので、道中は良いポジションで落ち着いて走ることが出来ていましたね。勝負どころも良い手応えで回ってくることが出来て、その通りに直線では脚を伸ばしてくれましたが、終わってみればレコードでの決着となったこともあり、ラスト1ハロンで脚が上がってしまいました。直線半ばで勝ち馬に寄られて少し不利を受けた部分はあったものの、あの時点で脚色は鈍ってしまっていましたし、もしスムーズだったとしても勝つまでは難しかったと思います。C.ルメール騎手は、『初めての重賞ということを考えると、良い競馬が出来たと思います。良い手応えで直線に向けましたが、坂を上った辺りで脚が上がってしまいました』と話していました。勝つことが出来なかったのは残念ですが、初めての重賞でも力は示してくれましたし、このクラスでも目途の立つ走りを見せてくれて良かったです。この後はトレセンに戻ってよく状態を確認させていただきます」
※シルクホースクラブ様の許可を得て転載しております
出資馬初の重賞挑戦ということで、本栖湖特別以来の現地観戦に行って参りました。
コロナ前は毎年この時期に父と府中に赴くのが恒例でしたので、3年振りの再開も兼ねました。
レース当日は大変天気が良く、ドライブ日和の競馬日和。意気揚々と中央道を東進したのであります。
順調に東京競馬場に着き、ぼちぼちと競馬を楽しみました。
シルブロンですっかり気が回ってませんでしたが、出資馬カンフーダンスが見事勝ち上がり。
これはいい傾向だと一人投票所前のモニターでニヤついておりました。
その後も平場戦を楽しみつつ、父の老い(あまりに歩くのが遅い・周囲が見えておらず人にぶつかりそう等)を実感しつつメインレースを待ちます。
準メインの金蹄ステークスは観戦をパスして、パドック待機。
いよいよ重賞初挑戦のシルブロンを出迎えました。
レース回顧
相変わらずの荒ぶるシルブロンを目にし、ああいつも通りだと逆に安心しました。
パドックを後にする際、本栖湖特別で口取りをご一緒した方にお声がけいただき、重賞挑戦ができることの喜びを分かち合いました。勝利したらウィナーズサークル前でと別れましたが、またいつか叶えたいものです。
さてレースですが、個人的に考えていた上り勝負という展開は見事に外れました。
最大の要因はやはりマジックマン・モレイラ。早々にハナを切ったウインキートスに競りかけていったことで一気に消耗戦の様相となってしまいました。
シルブロンは3コーナーから仕掛けていきミクソロジーがこれに続き、直線を迎えます。
直線での手応えはかなり余裕があるように見え、これはもらった!と思いましたが、外から来たミクソロジーに最終的には突き放されてしまいました。
直線ではレクセランスに寄られ、最後はミクソロジーにも前をカットされましたが、これがなかったとしても稲垣師の言う通り、勝ちはなかったでしょう。やはり現状スタミナ勝負では分が悪かったように思います。
それでも最後ガクッと垂れてもおかしくなさそうな状況で3着に踏ん張ったことは地力の証明でしょう。初重賞でこの結果はベストではなくともベターでした。
次走に向けて
レーン・ルメールと2人の名手が距離が伸びていい、と評価したことが今回の参戦につながったと思われます。今回の結果をどう見るかが今後の分かれ目でしょう。
単純に見れば距離が長かったということで、長距離路線ではなく2500Mあたりまでということになりそうです。一方、昇級初戦・一気の距離延長に戸惑い、本来こなせるはずの距離だったが最後に影響が出た、という見立てもありでしょう。
やはり長距離路線は手薄ですから、できればこの線で勝負していって欲しいなと思います。
注目の次走ですが、本線は次回の東京開催でメトロポリタンS or 目黒記念でしょうか。
馬体にダメージがないなら、年末快勝したグレイトフルSと同舞台の日経賞も考えられます。
ただ、いつもの調子なら順当に外厩でしょうから、恐らくないかと思います。
後は春天に挑むケースです。今回勝っていれば一番有力な次走でしたが、どうなるでしょうか。
一介のOP馬でも出るだけなら出れるでしょうが、上位争いできるかというと流石に・・・。
ただ、父も祖父も2着した新装京都に舞台が移るのは+だとは思います。
陣営がどんな判断を下すか楽しみです。
次走がどこになろうと何とか妻を説き伏せてまた現地に赴きたいと思います。
次走こそ一番高いところに名前を掲げてくれ~応援してるぞ!!
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