魂の激走!シルブロン ステイヤーズS回顧

一口馬主

2024年のベストレースは決まりました。結果だけがベストではなかったですが・・・

レース前

普段であればレース3週前に帰厩するところ、今回は2週前の帰厩。
調整を進めても稲垣師のトーンが上がらず、タイランドカップの結果からも苦戦が予想されました。

パドック

有難いことに口取り権利もいただいたことから現地に参戦しました。
色々あったため、船橋法典着が15時前。(ウエルカムチャンスも終了)
急いでパドックに駆け付け、(私の)主役の登場を待ちました。
待つこと数分、今日も今日とて先頭で現れたシルブロン。10月に天栄見学ができたためそれ以来の再会です。
比較的落ち着いた様子で周回を重ねます。いつもパドックでは着用するホライゾネットはなし。
馬体重も500㎏と回復し、いい雰囲気に見えました。

スマートシートで観戦。
途中までは(無理やり)冷静にレースを見ていましたが、最後の3コーナーからいい手応えで進出するシルブロンに次第に声が出てきました。
最後のコーナーを回り先に抜け出したシュヴァリエローズを猛追。「中山の直線は短いぞ!」と心の中で思いつつ、「差せ差せ頑張れ!!」と大絶叫。
完全に勢いに優った状態でゴールイン。勝利を確信しました。(ストップモーションも見ずに・・・)

もう気持ちは有頂天。信じてはいましたが、「まさかまさかの重賞制覇だ。シルブロン最高!」などと半分声に出しながら口取りの集合場所に集まりました。
既に多くの出資者が集まっており、会員証を提示した本人確認も始まっていました。「勝ちましたよね?」などとお互いに称えあいましたが、思えば違和感を感じる出来事も。
「ここはシルクの集まりですか?」と聞いてくる方が何名かいたことです。
思えばあればキャロットの会員さんだったんですね。正直どの馬を交わしたとか興奮しすぎてわかっていなかったため、当時は全く思いつきませんでした。
それから暫くして、「うおー」という別集団の雄たけびが。電光掲示板の1着に点滅で表示された馬番は無情の「4」。
着差がまだだったため、「同」が表示されることを僅かに期待しましたが、結果はご存じの通りです。
平地最長3600メートルは2センチ差の大激戦 6歳シュヴァリエローズが重賞連勝飾る

T.マーカンド騎手「稲垣幸雄調教師からは『中団より少し前ぐらいで進めて欲しい』と指示を受けていましたが、スタートを決めることが出来たので、指示通りのポジションを取ることが出来ました。それからは、リズム重視で進めましたが、とても集中して走っていましたし、いい雰囲気で追走できました。向こう正面で他馬が動き出しても集中力が切れることは無かったですし、息遣いも気にならなかったですよ。直線での手応えも良くて、いい脚で伸びてくれましたが、あと少しでしたね。負けてしまったのは悔しいですが、良い競馬が出来たと思います」
                   ※シルクホースクラブ様の許可を得て転載しております

【ステイヤーズS・人気薄好走の理由】12番人気シルブロンは大金星逃す マーカンド「アンラッキーでした」
マーカンド騎手は昨年の当レースに続き2度目の騎乗でした。昨年は結果は伴いませんでしたが、シルブロンの能力を評価しているコメントもあったため、1年越しにグッドライドを見せてくれて感謝の念に堪えません。
稲垣師はこちらの記事からすると、本気で状態が悪いと戦前は思っていたことがわかります。
SNS等でもあんな「泣き」のコメントが入ったら買えない、とありましたが、馬は生き物(by内田博さん)なので、色々ありますね。
さて、今後ですが僅差で負けたことは残念ですが、OP昇級後約2年で漸く収得賞金を加算することが出来ました。
これである程度レース選びにも余裕が出てくると思います。
また、前走の敗戦から、ややもすればここで引導を渡されることも覚悟していましたが、今日のパフォーマンスを見せたことで暫くは現役が続けられそうな気がします。

まずはゆっくりして欲しいですが、順当に考えれば今年頓挫で使えなかった日経賞への参戦、もしくは昨年3着に敗れたダイヤモンドステークスへの再挑戦となるでしょうか。
是非結果を残して淀の大舞台へと駒を進めて欲しい!そして今度こそ君と重賞で口取りがしたい!!
最近ベンサレムに浮気気味でしたが、やはりまだまだ我が出資馬のエースはあなたです。
来年7歳を飛躍の年としてくれることを期待します!

あと私事ですが、本栖湖特別の口取りでご一緒し、昨年のダイヤモンドステークスでもお会いした出資者の方と、今回またお会いできました。
重賞制覇おめでとうの幻の握手を交わしましたが、次回こそは幻とならないよう祝杯を上げたいものです。

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