ベンサレム勝ち上がり

現3歳世代唯一の出資馬ベンサレムが見事に勝ち上がりを決めてくれました!

※シルクホースクラブ様の許可を得て転載しております

レース前

デビュー戦は9着と敗れましたが、その後は2着・3着と好走してくれました。
前走は勝負所でポジションを落とすという致命的な状況ながら、3着まで押し上げることができ、地力の高さを見ることができたと思います。
今回は稲垣厩舎の勝負騎手ルメールを配し、確勝の気配が漂う戦前でした。

レース回顧

スタートを決め、よもやの逃げの手に出ました。
大丈夫かなと最初は見ていましたが、流石はルメール、道中捲らせない絶妙なペースで道中進め、勝負所で気合を付けると後続を振り切りました。最後はターフビジョンと目視で後続を確認するという余裕の勝ちっぷり!ここでは役者が違ったようで、単勝1倍台も納得の強さを見せつけてくれました。

C.ルメール騎手「おめでとうございます。今回は距離延長でしたが、この選択が正しいことを証明できましたね。スタートを五分に決めてからは行き脚が付いてハナに行けましたし、ゆったりとしたリズムで進めることができました。余力を残して直線に向き、ゴーサインを出した時の反応も良く、いい脚で伸びてくれましたから、スタミナが豊富ですね。この内容ならもう少し距離が長くても対応してくれると思いますし、上のクラスでも楽しみです」

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稲垣幸雄調教師「先週はおめでとうございました。帰厩した当初は正直今一つな状態でしたが、先週から徐々に上向いていましたし、右飛節の状態も改善されていましたから、現状の力を出せる形で送り出せたと思います。また、内枠ということもあり、包まれて揉まれるのは避けたいと考えていましたが、ジョッキーも同様の思いを持ってくれていたようで、スタートを決めて行き脚が付いたことでハナを取ることができ、安心して見ることが出来ました。道中もゆったりとしたペースで運べましたし、折り合いも付いていましたから、メンタル面も成長していますね。余力を持って直線に向くことが出来ましたし、今回は完勝ですね。C.ルメール騎手の素晴らしいエスコートにも感謝しています。この内容ならクラスが上がっても勝負になる力を持っていると思いますから、次に向けてしっかり調整していきたいですし、距離ももう少し延ばしても対応してくれると思いますので、その辺りも考えながら番組を選んでいきたいと思います。レース後は、脚元を含めて大きな問題は無かったものの、しっかりと結果を出してくれましたし、無理せず一旦放牧に出してリフレッシュさせたいと考えています」

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ルメールもいい感触を持ってくれたようですし、稲垣師の期待値も上がった模様です。
更なる距離延長が示唆されていますが、2200Mから延ばすとなると4/20の新緑賞か4/27の青葉賞の2択です。
一旦放牧ということで、稲垣師の調整パターンからすると新緑賞はないような気がします。
個人的には是非ダービーへの挑戦権を賭けて青葉賞に向かってもらいたいところです。
ただ、青葉賞に進んだ場合、ルメールの継続騎乗は難しいかもしれません。
いずれにしろ、そう遠くないうちに方向性は出るはず。陣営がどんな選択をするか楽しみに待ちたいと思います。

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