札幌日経オープンの結果

リステッドは甘くない…

シルブロン

※シルクホースクラブ様の許可を得て転載しております

レース後更新

8月5日(土) 札幌11R 札幌日経オープンL 国際 芝2600m C.ルメール(57.0kg) 5着 2人気
C.ルメール騎手「道中はリズム良く運べたのですが、休み明けでプラス12kgでしたし、勝負所では反応が鈍かったですね。レース後も大きく息をしていました。ただ、こうした長い距離は合っており、ペースが速くても余裕を持って追走は出来ていたと思います。また、今日はソフトな馬場でしたが、その点も問題なかったですね」


※シルクホースクラブ様の許可を得て転載しております

感想

捲土重来を狙った1戦でしたが、勝ったブローザホーンの強さのみが際立つレースでした。
シルブロンは中段後方を追走。向こう正面で2着となったアケルナルスターが一気に捲りを開始。
ここで上がっていきたかったところですが、押し上げることが出来ず、直線で脚は伸ばしたものの…という展開でした。(【札幌日経オープン】(札幌)早め先頭のブローザホーンが後続突き放し圧勝
レース視聴直後はかなりガッカリしましたが、何度もパトロールを含めてレースを見ると印象が変わりました

アケルナルスターの捲りに付いていけなかったところですが、ここは完全に後手に回っています。
アケルナルスターに付いて上がった、ジェットモーション→サトノエルドールに完全に絞められてしまい、進出ができていません
レース映像だけだと、サトノエルドールより4角で手応えが悪いように見えます。その実、絞められて上がることが出来ず、サトノエルドールが上がって進路ができ、やっと追い出せたというところだと思われます。ちょっと名手ルメールとしては「らしく」なかったのではないでしょうか。

ただ、ジョッキーのコメントのように、休み明けで反応が鈍いというも当然あったように見えます。
グレイトフルステークスの時の出来なら、スムーズに加速し、ジェットモーションより先に上がっていくことが可能だったかもしれません。
今回の敗因は、騎乗とシルブロンの状態が一息だったというところでしょうか。

勝ち馬には離されましたが、2・4着馬には上手く乗られて、3着馬は着拾いが上手くいったような感じなので、力負けという印象はありません。

次走に向けて

丹頂Sへ続戦希望です。
長距離のOP以上のレースはそれほど多くありません。今回は結果的に明らかな「叩き」なので同じ条件でどこまでやれるのか試してもらいたいところです。
奇しくも勝ち馬ブローザホーンが早くも出走を表明しています。同条件なら厳しいと思いますが、丹頂Sはハンデ戦です。今回の結果で相当見込まれるはずですから、体調が上向けば勝機はあります。
ここで使わないとなると、アルゼンチン共和国杯・ステイヤーズSまでお預けを喰らいます。何より賞金を加算しないことには今後のレース選択で非常に厄介です。
いつもの感じだと天栄に行っちゃいそうですが、さてどうなるでしょうか。
水曜日の更新を楽しみに待ちたいと思います。



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